2回目の打ち合わせ。
今回は完成見学会で使用した家で行った。
その方が実際の質感などもわかるかもしれないと思い希望してそうしてもらった。
この家も展示が終われば売りに出るようだ。
やはり良い家だと思う。
社長が図面を出す。
しっかり考えてくれたのだろう。
色々苦労しながらこちらの希望を何とか取り入れようとして作ったのがわかる間取りだった。
叩き台ではあるが概算はとりあえずこれをベースに出してある。
間取りや装備などの一通りの説明の後、いよいよ金額の話となる。
こちらの予算も伝えてあるが、その予算内に収まっているのか??
結果、余裕の200万以上オーバー…
おぉ、あっとホーム、おまえもか…
今までも大体の予算を提示してその中に納まったことはなかったし、
薄々そうなんだろうな…とは思っていたけども。
正直に予算オーバーとの話をすると、
H氏が私がそう反応するのは想定内といった顔になり
見た目上はそうですが…と説明が始まった。
内容としては住まい給付金などの補助が出ることや
当初10年は税金などの優遇措置があること。
また、今は借入時の金利の条件も良い。
だからこの金額で何とかならないか?といった内容だった。
しかも聞いている感じだと自分が伝えた金額は税抜きの金額となっているような…
自分が提示した予算は少ないことは自覚している。
子どもの学費の支払いなどで今は貯蓄額も少なく、今後定年までの期間も短い年齢。
お国の方針では自分は60才を過ぎると給料は今の3分の2になりそうな状況から、
何とか優遇措置が終わる10年を過ぎたところで一括で返済できる額を考えて出している。
小心者の自分は色々な情報を求めてネットを徘徊。
今後の人生で無理なく返済できる金額とはどの程度なのかも調べた。
ネットで見た50代で無理なく家を買える金額というのは
「年収×0.17×退職までの年数+自己資金」だそうだ。
この式に当てはめた自分の無理なく払える金額は恥ずかしいくらいに少なかった。
現行の定年年齢のままなら退職まで後10年未満ですから…
それを理解した上で買いたいのだから当然補助金のこともかなり調べていた。
そう、H氏には申し訳ないが、話してくれた内容のほとんどは既に理解していた。
(まぁ、よほどのお金持ちでない限り、こんな大きな買い物するなら補助金含め色々調べるんじゃなかろうか?)
何なら今回は話に出てこなかった市町村の薪ストーブに対する補助金なども織り込み済みだ。(さらに言うなら相方の協力可能な金額も既に含めてある(涙))
しかも悲しいことにH氏は住まいの給付金は満額の30万円の想定で話していたが、
シミュレーションして自分の場合はもらえないのも知っている。
その場では言わなかったが…
つまりもらえる補助金は知っているし額も理解している上で提示した予算であり、
純粋に200万円以上のオーバーなのだ。
とはいえ他で見積もった時の額よりは現実的(ただしローコスト住宅は別)
どうしたものか…