こんにちは。
たくてむです。
前回からの続きです。
相方は基本的に大きな猫は怖いんだそうだ。
実家のラグドールも大型の猫だが、靴下履かせたりイジワルしてたくらいだから平気なのかと思ってたのに、この子のことも最初は怖かったらしい。
相方としては
性格については相方はペットを飼ったことがないためわからないが、
見た目としてはあまり大きくない短毛のグレーや黒の猫が好きらしい。
これは大型長毛種のメインクーンが嫌われるはずである。
実際に相方の好みで選ぶとしたらロシアンブルーやシャルトリューなどが候補であろう。
勤務先の後輩の子にもメインクーンの写真を見せて聞いてみたが
「それは嫁ちゃんが正しい」
と言われてしまった。
「優しいだろうし、頭もいいだろう」
「大きいんよ(笑)」
と。
とりあえず飼う飼わないは一旦保留として、ペットショップやペット販売のイベントでいろんな子猫を見てまわってみた結果、相方は何となくだがマンチカンとラグドールがいいかなぁ、とのこと。
ラグドールは大型だが実家の猫の性格を知っているので選ばれたようだ。
とはいえ、あえて言うならこの種類といった程度の話である。
実は相方はまだ猫を飼うこと自体賛成かどうかもはっきり言えない状態なのだそう。
愛情を持って飼えるのか心配なのだと真剣な顔で話してくれた。
ペットを飼ったことが無いため不安だと。
毎日毎日抜け毛が服について、大切な家をボロボロにしてしまったら…かわいく思えないかも知れない。
いじめたりはしないと思うけど、たくてむさんと違って
何があっても絶対に愛情を持って飼えるかと言われたら自信が無いと話してくれた。
…
子猫はかわいい。
それは間違いないけれど、やっぱりかわいいだけじゃない。
イタズラもするだろうし食事の用意やトイレの世話も当然しなければならない。
かわいいからと欲しがって、飼ってからこんなハズじゃ無かったとなっても
一度家族として迎え入れたならその子の面倒は一生見る義務がある。
相方はそこまで真剣に考えてくれたのだろう。
それが伝わってきて「そこまで考えていたんだ」と驚くと同時にうれしかった。
世話は自分がするとしても、相方が賛成してないのに勝手に決めて飼うのはやっぱり違う。
ちょっと焦りすぎていたのかもしれないな。
自分は考えを変えた。
こういったものも縁。
色々勉強しながらのんびり子猫を探そう。
縁があれば相方もこの子ならと思える子にいつか出会うだろうし、出会わなければ夫婦二人で暮らせばいい。
飼うか飼わないかは今決めなくてもいいや、と。
自分はペットショップで探すのはやめた。
信用できそうなブリーダーさんを探し、正直に飼うか飼わないかはまだ未定だと伝えた上で見学できるところに行って探すことにした。
これなら子猫を見ることができるだけじゃなく、猫を飼っている方の生の声も聞ける。
その子の父猫、母猫も見せてもらえるなら将来どんな成猫になるのかの予想もできるからだ。
そう考えて自分は二人のブリーダーさんに見学のお願いをした。
どちらも快く引き受けてくださった。
ありがたいことだ。
見に行くのはラグドールとメインクーンのブリーダーさん。
ラグドールは何となくとは言え相方の候補にあがったからで、メインクーンは自分の希望の種類だから。
さて、どんな話が聞けるのか?相方の反応はどうか??
不安と期待が交錯する。