こんにちは。
たくてむです。
皆さまは麒麟のオンラインショップDRiNXって知ってますか?
もちろん動物の麒麟を販売してるわけでも漫才の麒麟のショップでもありません。
ビールで有名な方のヤツです。
このショップの中のスプリングバレーブルワリーというブランドがあるのですが、その中でどうしても飲んでみたいのがありまして…
購入しました「496」
本当は家庭用ビールサーバーのホームタップで飲みたかったのですが、これ毎月の契約で結構するんですよ…
最低でも毎月8千円超え。
これは自分の経済状況では厳しい。
この金額毎月払うなら普通のビールをがっつり飲めますもん。
友人はキリンホームタップ持っていて興奮気味に最高に贅沢なビールだぜーとその味や楽しさを自慢してきて、うらやましさで殺意を覚えるほどだったのですが、貧乏な自分にはちょっと贅沢すぎて契約する踏ん切りがつきませんでした。
友人には「普通の缶ビールだって理想の家で飲めば最高だぜ!そんなビールたいしたことないぜ!ふん、そのビールはすっぱいんだい!」とイソップ童話のような捨て台詞を言い放ったのですが、どうしても気になっていた自分はそのホームタップで飲むことができる496の瓶をこっそり購入したのです。
はたして味は?自分が強がった通り本当にすっぱいのか?それとも??
さて…
グラスに注ぐと素晴らしい香り、そしてやや濃い目の美しい色。
味は…
ナニコレ!う、うまお!
そう、うっかり”うまい”の最上位である”うまお”が出てしまいました。
自分はクラフトビールが大好きでよく飲むのですが衝撃を受けるほどの美味しさでした。
なにせ”うまお”ですよ、”うまお”。
あぁ、わかりにくいですね。はい。
本当に色々素晴らしいのですが私の語彙力では伝わらないので、特に気に入った一点だけ。
苦味の素晴らしさ
これです。
もちろんビールに苦味は当たり前ですが、クラフトビールはカラメルっぽいというか甘い残り香というか、そういった味が残ることが多い気がします。
過去にヤッホーブルーイングさんの苦味に拘ったビールなんかを飲んだこともありましたが、かわりに深みが足りなく感じてしまったり、なかなかピタッとくるものは無かったのが本音です。
でもそれでもすごく美味しいのは間違いないし、コクも苦味も香りも全ていいと思えるものなんて、そりゃ無いよなー、これは仕方のないこと、と思っていました。
思っていたのに、こ、これは、この496は素晴らしい。
深みとコクのある味の中にキリッとした苦味があります。
このビール、送られてきた中に冊子が入っていて、20分くらいかけて味の変化を楽しんで飲めとありましたが…
無理無理!こんなうまいビールで、しかもこんな小瓶を20分かけてなんて絶対無理。
今回だって5分も持たずに空瓶だったもん。このビールで20分持たせるならピッチャーが必要だよ(笑)
とにかく今まで飲んだビールの中で最高ランクのうまいビールでした。
年に一度でいい。こんなビールを満足するまで飲めたらなぁ…
あぁ、友人がうらやましい…
つまり結論としては、このビールはすっぱくありませんでした。
ごちそうさま。