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50才で自分の理想の家を建てました

50才という年齢と低予算の悪条件で理想の新築一戸建ての家を持ちたいとがんばって建てました(*^^*)

低予算って?③

こんにちは。
たくてむです。

続きです。

たくさんのハウスメーカー工務店を回りましたが見積もりを出したのは4社(建物だけの見積もりも含)。
結果はどこも数百万円のオーバーとなりました。
その中でタマホームは比較的予算に近く、金額だけで言ったら一番現実的だったのですが、自分たちがイメージする無垢の床や漆喰の壁といった温かみのある古民家風の家からは程遠かったのと、営業の方の考え方が自分たちとは合わなかったため候補から外れました。
あの、タマホームがダメとかいう話ではないですから(汗)
自分たちが建てたい古民家風のイメージとは違ってたって話で、あくまで私たちには合わなかったという話です。
予算内で建てられれば何でもいいと言う訳じゃない。自分たちが住みたいと思えない家になってしまったら本末転倒ですもんね。
次に千金堂です。ここは契約寸前までいきましたが、その、色々ありまして…
気になる方は過去記事参照してくださいm(__)m
最終的に工房信州か?あっとホームか?となりました。
が、工房信州はどうしても予算が合いそうになかったのと、自分としては和モダンな感じが好みだったのもあり完全な和のイメージではないあっとホームさんの「地球民家」が第一候補となりました。
金額以外の要因として、最初に対応してくれた営業さんや社長さんの人柄が自分たちにはとても信用できるものだったのも大きかったです。
家を建てるにあたっては会社の体質や営業さん含めスタッフとの信頼関係ってすごく大切だと思ってましたから。

そうそう、この悩んだ工房信州の家とあっとホームさん。
後で営業さんと話していてわかったことなのですが、あっとホームさんを立ち上げた方は元々工房信州の家側の会社から分派したようです。
※さらっと聞いた程度なので間違っていたらごめんなさい。
あっとホームさんと工房信州の家はどことなく似てる部分があるなぁと思っていたのですがそういう事だったのかと妙に納得しました。

さて、こうしてあっとホームさんで地球民家を建てる前提で打ち合わせを行い、初めて土地を含めた見積もりを出してもらった時の金額ですが2400万円でした。
ちゃんと予算は目いっぱいで2100万円って伝えてありましたよ。
他の工務店さんでも一緒で、それまで予算を伝えた上で何百万もオーバーした見積もりばかりもらってたので「あぁ、またか…」くらいしか思いませんでしたけどね。

これにはざっくりですがカーテン(20万円)や照明(30万円)、登記や融資の手数料なども含んでいます。
ただ、実際には物置や、ある程度の家具や家電も必要ですが、この見積もりにはその金額は当然含んでいません。
自分たちの予算はそういったもの全て含んだ総額予算が2100万円ですから実際には350万円ほどのオーバーでした。
後に振り返ってみるとカーテンも照明もこの見積もりでは全く足りず、さらなる増額に苦しむことになるのですが…

で、ですね。
この後、大きくお金がかかったのが地盤改良費。
これは地盤調査してみないとわかりませんので、この段階の見積もりには入っていませんでした。
地盤調査の結果、改良が必要で地盤改良費は60万円(´;ω;`)ウッ…
地盤改良費抜きで350万円のオーバーだったのですから350+60で410万円オーバーでした…

ここからどうやって予算に近づけていったのか??

・土地
元は317万円の売地でした。
早く売りたかったと言う事もあるようですが、地主さんが本当に良い方でギリギリの金額まで応じてくださいました。
結果150万円にしていただきましたので驚きの167万円ダウンです。

補助金/助成金
これは自分が受けられるものを色々調べました。
調べた結果、自分は住まい給付金は受けられませんでした。
当初は浄化槽設置補助金45万円のみだったのですが、過去にここでも書きましたが運よく地域グリーン化事業の補助金をもらうことができました。
その額何と100万円!実際には申請に係る経費もありますので実質80万円くらいでしたが、これは大きかったですね。
この補助金をもらうのは、かなり基準も厳しいですし、何よりその工務店が申請していなければ受けられません。
また申請していても受けられる棟数は少ないですから本当に運が良かったです。

金利
自分たちは当然住宅ローンを使う予定で計画していました。
その時の想定金利は保証料込みで1%でした。
2000万円借りて20年の元利均等払いだと22,074,815円の総支払額になります。
これに、手数料が別途かかります。
手数料も数十万円の結構な額です。
ここで営業さんが銀行さんと目いっぱい折衝してくれました。
金利は保証料込みで0.85%。
これだと20年で支払総額は21,755,101円です。
319,714円も差があります。
さらに手数料も最低の金額にしていただいたのでここでも差額は数万円。
合計で35万円程度想定より安くなりました。
元々の想定の1%はその銀行さんのホームページ上では様々な条件をクリアした場合の最低金利だったのですが…
交渉次第でそれ以上の条件で融資を受けることできるんですね。
これも大きかったです。

さて、これで土地では167万円、助成金は浄化槽設置補助45万円、地域グリーン化事業手数料など抜き80万円。
金利等で35万円のダウンですので167+45+80+35=327。
トータル327万円のダウンとなりました。
オーバー分410万円ですから差し引き83万円のオーバーまで圧縮できました。
さらに多少値引きもしていただき、契約となりました。

ただ、この後に照明、カーテン類等が予定していた金額を大きく上回りました。
床材も上小の杉に変更したり、キッチンのシンクを大きいものに変更したり…
増額増額で定価ベースでは100万円を超える増額になってしまいました。
ここは施主支給として同じ商品を楽天やアマゾンで最安値で購入したりして何とか乗り切りましたが、結果としては60~70万円の増額になってしまいました。
先ほどの83万円のオーバー分とは別の金額ですから、合わせると150万円ほどのオーバーです。
自分の中では予備費を100万円考えていましたが、その金額では足りませんでした…

家造りって契約以降に考えてもいなかった出費があったりします。
さらに自分のこだわりでどうしても増額になることもあります。
もしもこれから計画している方がここを見ていたら、余裕を持った予備費の用意をお勧めします。
ギリギリで融資を受けて、結果足りずに高い金利でさらに融資…なんてのはばかばかしいですから。

以上、低予算の内訳の話でした。

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